和久井映見 お藤の役が 堂に入る
左膳と掛け合い なかなか見もの
結末が 半端な印象 残念だ
設定配役 悪くないのに
雰囲気は 悪くないのに 空回り
演技はいいが 構成残念
note
映画シリ-ズです。テ-マは丹下左膳
豊川悦司版です。
配役は、中村獅童版同様面白い事
になっています。
特にお藤さん。
この和久井映見のお藤さんは
かなり堂に入っている。
射的屋のおかみという設定だけれど
一家を率いていそうなくらい
貫禄がある。
豊川悦司との掛け合いもなかなか
面白い。
左膳とお藤ここに5歳の孤児ちょび安
が加わって、なんとも言えない空気感が
出ている。まあ、そこはいい。
しかし、話の結論が曖昧なまま終わって
しまっている。
あれだけ振り回された100万両の壺が
割れておしまいなんて、100万両の謎は
どこにいったのよ、とつっこみたくなる。
壺の元々の持ち主に、野村宏伸と
麻生久美子を配役しておいて
なんなのさ、と。
配役や空気感は、よかったのにな
残念極まりない。
色んな都合の妥協の末なんだとは思う
けど、惜しいよなあと感じてしまう。
まあ、和久井映見のお藤さんが見れた
から良しとしよう。