空松デイリーざれ言帖

気ままに、詩や歌を綴っています。楽しんでくれたら嬉しいです。

2023-3-24-6 #169・170・171

 

 和久井映見 お藤の役が 堂に入る 

    左膳と掛け合い なかなか見もの

 結末が 半端な印象 残念だ 

      設定配役 悪くないのに

 雰囲気は 悪くないのに 空回り 

        演技はいいが 構成残念

 

 note

 映画シリ-ズです。テ-マは丹下左膳

 豊川悦司版です。

 配役は、中村獅童版同様面白い事

 になっています。

 特にお藤さん。

 中村獅童版では、ともさかりえ

 豊川悦司では、和久井映見が演じています。

 この和久井映見のお藤さんは

 かなり堂に入っている。

 射的屋のおかみという設定だけれど

 一家を率いていそうなくらい

 貫禄がある。

 豊川悦司との掛け合いもなかなか

 面白い。

 左膳とお藤ここに5歳の孤児ちょび安

 が加わって、なんとも言えない空気感が

 出ている。まあ、そこはいい。

 しかし、話の結論が曖昧なまま終わって

 しまっている。

 あれだけ振り回された100万両の壺が

 割れておしまいなんて、100万両の謎は

 どこにいったのよ、とつっこみたくなる。

 壺の元々の持ち主に、野村宏伸

 麻生久美子を配役しておいて

 なんなのさ、と。

 配役や空気感は、よかったのにな

 残念極まりない。

 色んな都合の妥協の末なんだとは思う

 けど、惜しいよなあと感じてしまう。

 まあ、和久井映見のお藤さんが見れた

 から良しとしよう。