空松デイリーざれ言帖

気ままに、詩や歌を綴っています。楽しんでくれたら嬉しいです。

2023-1-18-1 #61

 

  あんなに熱く走り回った夏が
  終ろうとしている
  一時の夢だったのか
  過ぎ去る夏に吹かれて
  せつない心にグラスを傾ける
  となりにいてほしいと
  想う心をみつめながら
  ふと 時間を忘れる
  片づけきれない夏の残骸を
  目に映して
  あの日のあなたを思い出す

  失ったものに思い出を見る
  時にはそんなことがあってもいい
  忘れるための酒もある
  過ぎ去った夏を愛しむのに
  酒と花火以外は
  苦いものばかりだ

 

 note

 夏の終わりの詩です。

 夏の終わりまで待てずにUPしました。

 ちょっとした、男の感傷です。

 酒飲む理由かもしれません。

 鼻で、笑ってやってください。