空松デイリーざれ言帖

気ままに、詩や歌を綴っています。楽しんでくれたら嬉しいです。

2024-4-3 #236

 

     朝飯の あとに一服 お茶を飲む いつのまにやら 若気が消えた

 

      note

       ふと気がつくと、朝食のあとにお茶(煎茶)を飲むのが

    日常になっていた。

  別になんてことはない日常の風景。

  でも、若い時はお茶は飲まなかったな。

  体の成長期は、とうに過ぎてやや下り坂。

  それでも、体の成長に心が追いつかなかった若いころに比べると

  心が体を追い越し始めている。

  そのうえ、物分かりも随分よくなった。

  経験値もあるが、日々暮らしていくのに停滞なく

  戸惑いもなくなり、準備もなしに本番に挑むような

  無茶もしなくなった。

  若い時なら、年取ったと表現したろうが、

  今は、若気が消えただけだと表現する。

  なんにせよ、若い時のように体力まかせで動かない分

  適切に確実に今の方が動ける。

  きっと人は、今が一番なのだ。

  もっとも、可愛げはなくなったのかもしれないけれど。